重粒子線治療の最新技術〜次世代スキャニング照射の現状〜

2013.02.28

重粒子線治療の最新技術〜次世代スキャニング照射の現状〜
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター
野宮琢磨、 辻比呂志、 鎌田 正
 
 わが国で1994年に世界初の臨床での重粒子線治療が始まって以来、物理学的・生物学的に高い性能を有する重粒子線治療は多くの疾患で良好な成果を上げてきた。近年放医研では従来のワブラー法による照射から次世代のスキャニング照射へと移行が進んでいる。新技術のスキャニング照射について概要を解説した。

RadFan2013年3月号目次に戻る