鏡視下肝切除術における「Volume Navigation Surgery」の実際とその応用
昭和大学消化器一般外科 草野智一ほか
これまで我々は、鏡視下肝切除術において、磁気センサー搭載超音波装置のvolume navigation(V-Nav)機能を応用し、手術器具の先端位置情報を、術前撮像したCT/MRIのvolume data上に同期させ、手術中、リアルタイムに腫瘍の局在・脈管の走行・ランドマークの確認を可能とするNavigation Systemの有用性を報告してきた。今回より簡便・正確な、位置情報を取得可能な、新たなシステムを導入・検討したので報告する。
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