PET用薬剤の開発
放射線医学総合研究所
張 明栄、 藤林靖久
本稿では、まず有用なPET薬剤が満たすべき条件及び11C/18Fによる標識反応を紹介する。次に、18F-FDG及
びポスト18F-FDGと期待される腫瘍イメージング剤、アルツハイマー型認知症に対するβアミロイド及びタウ蛋白
イメージング剤、及びPET研究分野の発展に大きく寄与して各種の神経伝達機能PETイメージング剤について概
説する。
We present the basic principles of PET probes, the importance of appropriate probe selection, and
the radiolabeling technique in probe development.